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超王祿 無濾過直汲 ☆☆☆☆

王祿 無濾過直汲み ☆☆☆☆ 25BY 仕込第04号 限定180本
超 王祿直汲み①昨年の6月から、『超辛』が『超王祿』として生まれ変わりました。

「主張をしすぎず、どんな料理も引き立てることの出来るキレの良い純米酒を造りたい」と無心で取り組まれ、結果として当時異例の日本酒度+14の酒に到達した時『超辛純米』という名を掲げられたとのこと。
ところが、この『超辛』という二文字が本来の酒の持っている可能性や広がりを生かせなくしていることに長年悩むことになったそうです。

今回は、少し小説風に王祿について記します。

根本酒店
私が王祿と出会ったのは、当時、福島県相馬市で酒屋を営んでおられた『根本酒店』さんからの紹介です。少し横道にそれますが、根本さんのことを記します。
2008年6月。当時私は、福島県郡山市で2年間単身赴任生活をしていました。福島県全域が職域だったので、津波被害にあった相馬市、原町市、双葉郡など、10日に一回は訪問していました。その後2010年に単身赴任生活を終え、埼玉県の自宅から通える所に転勤になった翌年に、あの東日本大震災が発生。
報道による映像等で急変した町の様子などを見て、また元同僚たちから生々しい状況を聞くにつれ、お世話になったお店さんや、出会った多くの方々の安否など、とても心配した事を思い出します。蔵元さんも数件津波に襲われ、他所での酒造りを余儀なくされているところもあります。その中でも、私に初めて王祿や而今を教えて下さった、相馬市の根本酒店さんも大きな被害に遭われました。
 その後、ご苦労の末、福島県伊達市にて 新生「根本酒店」として再出発され繁盛されておられるようです。お店に伺うことは叶っていませんが、現在も同僚を通じてお酒を購入させてもらっています。
 私が根本酒店さんに通うようになった理由は、お酒に対する愛情が半端ではないということ。本当に赤子を扱うかのように一本一本大切にされています。
 例えば、今も変わらないと思いますが、相馬市時代の様子ですが、薄暗く必要最低限の明かりのみの店内には、空びんのディスプレイのみで、中身の入ったお酒は一切陳列されていません。まずはお茶が出され、ご主人と日本酒談義をします。それからお目当ての銘柄を言うと、奥にある巨大な冷蔵庫からお酒を出して下さいます。しかもそれは一本ずつ新聞紙に包まれていて、お手製の短冊ラベルが貼られているのです。そして、ご自身が大切に保管、熟成させたお酒をまるで、娘を嫁がせるかのように渡して下さいます。暖かい日などは、保冷剤も入れて下さいます。このような売り手さんがパートナーであれば、蔵元さんも安心して良いお酒を造ることに専念できると思います。

超 王祿直汲み④王祿の話に戻りますが、再開された根本酒店さんに、蔵元さんが伺われたそうです。その際、大切に飾ってあった王祿のダミー瓶の前に書かれていたメッセージに胸を打たれたそうです。

超 王祿直汲み③以下は、王祿酒造様のHPからの引用ですが、胸を打たれ万感こもった思いが私にもひしひしと伝わります。
「王祿 今を超えてゆく為に」
酒は単なる嗜好品ではなく、人と人を繋ぎ心を和らげ慰める。そして時には大きな支えとなり力を与える。その役割は非常に重いものだと考えます。科学の進歩と共に、日本酒醸造技術もめざましい進歩を遂げ続けています。だが、常に普遍であり続けなければならないものがあるとすればそれは、造り手の志のみであると言えるでしょう。

【今の王祿を超える王祿】

これ以外に、王祿を代表する銘柄に育てていただいた「超辛純米」の新たな名としてふさわしいものはないと考えました。この名に恥じぬ酒造を続けて参ります。


蔵元の代表者でもあり、杜氏でもある石原丈径氏。
機会があれば、ぜひお会いしてみたいと思っております。
「心して呑ませていただきます」そんな気持ちです。

超 王祿直汲み②原材料 米、米麹
使用米 富山県産五百万石100%
精米歩合 60%
日本酒度 +8.4
酸度 2.7
アルコール度 17度以上18度未満
杜氏 石原 丈径
仕込み水 自然湧水 通称”黄金井戸”
製造年月 25.12

王祿酒造有限会社
島根県松江市東出雲揖屋484

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THEME:日本酒 | GENRE:グルメ |

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根本さんはすばらしい酒屋さんだと思います。
春日さんと双璧ではないでしょうか?
取り扱い銘柄は少ないですが、とても取引銘柄を
大切にしている、ホームページなどネットでの
広告宣伝をしない、客をとても大切にしている、
横柄な態度を取らない、押し売りをしない、
ブームに流されない、などとても似ていると
思いました。隠れた英雄です。

泉川さま

旧店舗で根本さんと日本酒談義をした時を思い出します。
扱われるすべてのお酒に対して公平で、偏った評価は一切
ありませんでした。
どのお酒にも愛情を持って接しておられます。
いつか必ず、伺ってみようと思っています。

その際は、「バンザイ!」って叫ぶことでしょう(^^)/

> 根本さんはすばらしい酒屋さんだと思います。
> 春日さんと双璧ではないでしょうか?
> 取り扱い銘柄は少ないですが、とても取引銘柄を
> 大切にしている、ホームページなどネットでの
> 広告宣伝をしない、客をとても大切にしている、
> 横柄な態度を取らない、押し売りをしない、
> ブームに流されない、などとても似ていると
> 思いました。隠れた英雄です。

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